ベータテストについて

ダイスゴリラは現在を以てしても開発の途上です。仕様を決めかねているところがいくつも残っていたりしますので、何卒ご了承ください。

現在できないこと

  • スマートフォン対応

    目玉と考えているテクノロジーの都合(副作用)で今は難しい感じです。具体的にはSVGとタッチ操作の相性が悪いらしく、スマホ専用ルームを用意するなどしないと無理です。

  • 退会(ユーザーアカウント削除)

    ユーザー情報の転用などはしませんのでとりあえずご安心を…

  • カード機能でユーザーがカード画像をアップロードしカードプールを形成すること

    現在トランプのみ

仕様検討中の項目

  • https対応

    そのうち

  • Twitter等外部SNSとの連携

    とある事情で慎重になっています

  • チャットログの保存、取り出し

    テキストセッションの方を向いている他のツールをひとますお勧めします

  • BCDice対応

    できないことはないんですが。このゲームのダイスボットに対応してくれという要望は歓迎します

後で対応する項目

  • 利用規約提示

    無料で使えるようにしますが、利用規約には他にも書かないといけないことがあるので、フォーマルなものは後回し

適宜追加予定

全てのユーザーのための情報

ワークスペース

一般的なTRPGにおいて、管理すべきデータはそれなりの量になります。ダイスゴリラではデータ管理を行うインターフェイスのほとんどをフローティングパレットに乗せる形で実装した結果、場合によってパレットの画面占有率がとんでもないことになる場合があります。

この問題をある程度解決するのがワークスペース機能です。

基本操作

  1. セッションルームに入室し、左上のパレットメニューから各パレットを表示します。
  2. パレットの上部にあるパレット名部分をドラッグ&ドロップ操作で動かし、好みの配置を作ります。
  3. パレットメニューでワークスペースパレットを選択し表示します。
    クイックスイッチの右にある歯車のアイコンをクリックすることでもワークスペースパレットを開くことができます。
  4. 「新規保存」をクリックし、表示されたダイアログにワークスペース名を入力し「OK」をクリックします。
  5. ワークスペースパレット上に、「現在のパレット配置状態に名前を付けたもの」が追加されます。
    ワークスペースパレット自身は配置状態保存の対象外となります。
  6. ワークスペース名にマウスをホバーさせると、[ここに上書き保存][展開][削除]のメニューが表示されます。各メニューは表記通りの機能を持っていますので、個別解説は割愛します。
    「出荷時レイアウト」は[展開]のみ行うことができます。

応用操作 クイックスイッチ

  1. ワークスペース一覧上のワークスペース名の左に、目玉のアイコンがあります。これをクリックすることで「クイックスイッチにそのワークスペースを表示するか否か」を切り替えられます。
  2. クイックスイッチに表示されたワークスペース名をクリックすることで、ワークスペースパレットを開かなくてもワークスペースを切り替えることができます。
イニシアチブ管理を行う戦闘シーン用、探索フェイズ用、ゲームマスターがセッションの準備を行う時用などの使い分けに便利です。

プレイヤーのための情報

キャラクター管理 作成

キャラクターの新規作成は「キャラクター新規作成」パレットから行います。

  1. パレットから「キャラクター新規作成」を選択し、パレットを開きます。
  2. 「新規」タブで作成対象から「キャラクター」を選択します。オブジェクト作成時は「オブジェクト」を選択します。以後の操作も同等となります。
    キャラクターとオブジェクトの大きな違いは「イニシアチブ表」パレットで管理されるか否かとなります。
  3. 画面構成の都合上、決定に相当するボタンが上に来ていますが、先に陣営と画像を選択します。必要に応じて画像のアップロードを行ってください。
  4. キャラクターの名前を入力し、「盤面…に直接作成」をクリックします。

応用操作 「楽屋に作成」するとどうなるの?

「楽屋に作成」を行うと、キャラクターの雛形のみが作成されます。「個人楽屋」タブに雛形が追加されますので、それをドラッグし盤面にドロップすることで、新規キャラクターを作成できます。

同じ名前のモブエネミーを複数並べたい時など、この操作を行うと比較的楽かもしれません。
ゴブリンA、ゴブリンBといった連番ネーミングはちょっとめんどくさいので気が向いたら対応するかも…

オブジェクトの新規作成

オブジェクトの新規作成は、キャラクターの新規作成とほぼ同じ操作になります。

パレットの「新規」タブ内にある「作成対象」を「オブジェクト」に切り替えるだけです。

キャラクター・オブジェクトの削除

キャラクターやオブジェクト(以下アイテム)は、各詳細パレットにあるゴミ箱ボタン、イニシアチブ表やオブジェクト一覧パレットの[x]ボタンで削除することができます。

削除されたアイテムはそれぞれ新規作成パレットの「共有楽屋」「共有倉庫」に移動します。これらは実質的に「墓場」ですが語感に配慮しました

共有楽屋、共有倉庫とも格納されたアイテムを盤上にドロップすることで再度出現させることができます。ただし、内部IDは削除前のものと異なり新規に採番されるため、カウンターリモコン機能等の操作において問題となることがあります。

また、削除された時点でHP、MPの現在値の情報が失われるため、再度出現したアイテムはもとの存在と同一ではありません。

応用情報 キャラクターとオブジェクトの違い

以下の通りです

キャラクターオブジェクト備考
戦闘参加キャラクターはイニシアチブ表に表示されますが、オブジェクトは表示されません
一覧表示イニシアチブ表でオブジェクト一覧パレット(マスターのみ)でマップマスクをオブジェクト(財宝など)に重ねてシナリオネタバレを防ぐ助けとするため、オブジェクト一覧は管理者のみ使用可
所属部屋シーンオブジェクトはシーンごとに管理されます。事前準備で財宝をある座標に配置し、酒場のシーンでセッション開始、同座標に財宝が…では困るため
説明文付与現在不可可能オブジェクトの詳細パレットから説明文を付与することが可能。説明文を付与されたオブジェクトは、盤上のコマにそれを示すアイコンが表示され、さらにマウスをホバーさせると、説明文を読むことができる

以上の特性をふまえ、同行キャラクター(非戦闘員)や、「戦利品メモを書き込む対象」としてオブジェクトを作成するなど、オブジェクト=モノという観念に囚われず活用していただけると思います

ゲームマスターのための情報

シーン管理

シーンはセッションルーム一つに対して複数作成することができます。シーンには、

  • 名前を付ける
  • 100セル×100セルまでの広さを設定
  • グリッドの表示(用意された色から選択)(太いグリッドの表示)
  • 一つの背景画像を設定
  • 複数のオブジェクトを配置
  • 複数のマップチップを配置
  • 複数のマップマスクを配置
  • 複数のマップタイルを配置

といった操作が可能です。

各操作は全て「シーン・マップ操作」パレットから行うことができます。特筆すべき点として「マップチップ編集」機能があります。

応用操作 マップチップ操作

  1. 「シーン・マップ操作」パレットの「マップチップ編集」タブを開きます。
  2. [赤系][オレンジ系]とグループ化された中から任意の色をクリックして選択することで「選択中のチップ」にその色がセットされます。一般的なペイントソフトの感覚で、マップのグリッド上に色のついたチップを配置可能です。
    グリッド上をドラッグ操作することで、連続ペイントも可能です。
  3. 一通りのペイント操作を終えたら、パレット上の「編集完了」ボタンをクリックします。
    マップチップ編集モードでは、通常時と異なり、盤面のドラッグ&ドロップ操作によるパン(表示位置の移動)が行なえません。また、配置済みのキャラクターやオブジェクトが非表示となります(チップを配置したい場所にそういったものがあると邪魔だとの考えによります)。編集完了操作を忘れないようにしてください。
マップ上の障害物や移動可能範囲の表示などに使用してください。

マップタイル/マップマスク

マップタイルとマップマスクは、シーンに対し複数配置することのできる、板状の概念です(以後、板と表記)。

ゲームマスターは板に対し、次の操作を行うことができます

  • 「シーン・マップ操作」パレットから新規に板を配置
  • 板にマウスをホバーさせることで各種ボタンが表示されます
    • 移動ボタンで板を移動させる
    • 削除ボタンで板を削除する
    • 伸縮ボタンで板のサイズを変更する
    • 詳細表示ボタンで詳細パレットを開く
      詳細パレットでは、ラベルの設定や色の変更、画像の貼り付け、形状の切り替え(四角形/円形)を行うことができます。

応用情報 マップタイルとマップマスクの違い

以下の通りです

  • 盤面での重なり具合が違います。盤面の底側から、グリッド>マップチップ層>マップタイル層>キャラクターおよびオブジェクト層>マップマスク層となります。底側の要素は、前面の要素によって隠されます。
  • ゲームマスターのみ、目玉のアイコンをクリックすることで、マップマスクの隠蔽部分を透過表示に切り替えることができます。マップマスクの裏に移動してしまったキャラクター等は、一般のプレイヤー権限では操作不能になってしまいますので、もしそういった事態が発生した場合はこの操作で救出してください。
    この透過表示状態は、ゲームマスターの画面上でのみ有効となりますので、隠蔽範囲の要素についてのネタバレを避けることが出来ると考えています。

セッション設定

セッション設定パレットには、バフアイコン採用とカスタムパラメータ採用の2つの機能があります。

バフアイコン採用

バフアイコンは、イニシアチブ表パレットにおいてキャラクターの各種パラメータの右の領域を使用し、キャラクターがどのような状態異常(バフと呼びます)を付与されているかをアイコンで管理する機能です。

部屋のマスターは、このパレットを使用することで、最初から用意されている10個程度のアイコン画像を、当該ルームのイニシアチブ表で使用するか使用しないかを設定できます。

また、イニシアチブ表に実際に表示されたアイコンにマウスをホバーさせた時に表示される文字(名前、説明文)をカスタマイズすることができます。

さらに、最初から用意されているバフの他に、最大100個程度のバフをマスター自身が定義し、実際に使用することができます。バフアイコン一覧を一番下までスクロールし、「追加」のボタンをクリックすることで、「新規バフ」が追加され編集することができますし、画像をアップロードし、設定することができます。

追加したバフの削除機能は後日提供

最初から用意されているバフのうち、最初の「行動」は特別な意味を持ちます。これはいわゆるターン制(ラウンド制)を採用したゲームにおいて、そのキャラクターがこのターンの行動を終えたか、これから行うのかの管理に使用することを想定しています。

この項目を採用に設定すると、イニシアチブ表の上部「ステータス異常」と書かれている部分に「経過ターン」と三角形のアイコンが表示されるようになります。

経過ターンは単純に数値を入力すると全プレイヤーの画面にその情報が伝わるというものです。手作業で打ち替えて使用します。

三角形のアイコンは一括未行動化を行う機能です。キャラクターに設定された「陣営」を指定し、その陣営に所属する全てのキャラクターの「行動済み」状態を「未行動」に変更します。

なお、この時に経過ターン数を自動で1加算するといった機能はありません。

カスタムパラメータ

カスタムパラメータとは、イニシアチブ表上で「MP」と「ステータス異常」の間に任意で表示することができる項目です。およそどんなゲームにも採用されていそうなHP、MPといったパラメータの他に、各ゲーム固有で採用されるパラメータ(ヒーローポイント、フェイト、ファンブル回数的な…)を、部屋マスターの好きな名前で作成し、使用することができます。

現在のところ、カスタムパラメータは文字列として扱われており、HPやMPのような、入力欄にマウスをフォーカスさせて上下左右矢印キー押下での増減操作には対応していません。

慣れてきた人へ

ペルソナ

ペルソナとは、セッションルーム内で保存する各種設定を紐付ける起点となる概念です(オンラインゲームのキャラクターや、ゲーム機のユーザーと近いです)。定型文やロール補正などといった設定は、扱うゲームやキャンペーン、GMをやるのかPLをやるのか、などとシチュエーションにより個別に分けて管理したくなるものです。入室前にペルソナを切り替えることで、設定の保存を行ったとき、選択中のペルソナに紐付けて保存され、他のペルソナに影響を及ぼしません。

また、そういった目的のためにユーザーアカウントを複数作成する必要もなくなります。

ペルソナで個別に管理できる設定は以下の通りです。

  • ワークスペース
  • チャットのプロファイル
  • 定型文
  • ロール補正
  • カウンターリモコン
  • 個人設定

ペルソナの対象外の項目は上記以外のものですが、特に「アップロードした各種画像」はユーザーアカウントに対して紐付けられています。

FAQ よくある質問

まず質問とかしてくれる人がいないんですね。どういった活動をすれば認知度が上がるのか、逆に教えてください@ktbk0227まで